翻訳例が新しくなりました(12/03/2018)                                                                    
クオリティ翻訳の品質方針


クオリティ翻訳では、翻訳の全工程を社長兼特許翻訳者の坂井が担当いたします。

クオリティ翻訳は、特許の英語翻訳の品質は、翻訳者の英語力と調査力、および出願形式ごとの特許実務の知識にかかっていると考えます。翻訳者が理系のバックグラウンドを持っているに越したことはありませんが、弁理士や特許技術者の方々とは違い必須の要件ではないと考えます。基本的に特許明細書には技術の内容が分かるように書いてあるからです。したがってまず重要なのは、日本語明細書を正確に英語に訳出できる英語力、英語明細書を正確に読み取れる英語力であると考えます。

一方、明細書の記載者が難解な書き方をしたり、文章の一部を省略したりすることがしばしばあります。そのため、記載者の意図を把握するために、インターネット等を用いて徹底して調査することが必要になります。

クオリティ翻訳では、社長の坂井が、英語力、調査力、および特許実務の知識を基に、技術英語の3原則Correct (正確さ)、Clear (明瞭さ)、Concise(簡潔さ)―にしたがって翻訳案件の訳出にあたります。

訳出工程
正確さ 
当社は、特許翻訳における最も重要な原則は、原文である特許明細書の趣旨を正確に理解し、正確な英語または日本語に訳出することであると考えます。具体的に、以下の方法で正確な翻訳を実現します。

明細書中重要と思われる専門用語や背景技術は、その内容をインターネットで徹底して調査します。
専門用語の訳語は、単に辞書の訳語をあてはめるのではなく、インターネットで徹底して検索し、当業者が最も一般的に使用していると思われる表現を採用します。
訳出された文章内の句や節が英語表現または日本語表現として妥当かについても検索を行い、最も一般的と思われる表現を採用します。
訳出中に発生した疑問点につきましては、差し支えなければ、メールまたは電話にて随時問合せをさせていただきます。納品前の問合せをご希望されない場合は、詳細な訳注にて対応させていただきます。

 

明瞭さ 
当社は、読みやすくかつ異なる解釈ができないような翻訳文を生成します。具体的に、以下の方法で明瞭な文章を実現します。

日本語の特許明細書では4節以上からなる長い文章がしばしば登場しますが、3節までの文章に分割し読みやすくします。
英訳の場合、語句の係り受けや関係代名詞の先行詞が読み手によって異なる解釈にならないように文章を構成します。
可能な限り、文章は古い事実から新しい事実、または原因から結果の順に記述します。
可能な限り、前の文章で紹介された構成要素や事実を動名詞などの無生物主語や倒置法を用いて次文の冒頭に記載し、読み手にとって構成要素間、事実間の関係を理解しやすいものにします。

簡潔さ 
日本語の特許明細書には、「~用回路」のような用途を含んだ構成要素名や「~膜の膜厚」のような重複表現など、冗長と思われる表現がしばしば登場します。当社は以下のように訳文を簡潔なものにします。

再出時の用途表現や重複表現は訳注を記して省略します。それ以外の長い構成要素名や語句の繰り返しは適宜代名詞に置き換えます。可能な場合、従属節・主節からなる文章は無生物主語の文章にします。
「~の入力処理を行う」などの「処理」は「入力」に「処理」が含まれると考えて省略します。「~対象・・・」(~は動詞)は初出時に「the (or a ) target ・・・ to be~」とし再出時は「the target ・・・」のように簡略化します。
主語のない文章は可能な限り主語を特定して能動態にし、同一主語の文章が続く場合は1つの文章にまとめます。

チェック工程
以上の3原則にしたがって訳出を行った後、3段階のチェック―対訳チェック、訳文チェックおよび表記チェック―を厳格に行います。なお、ネイティブチェックを行っている翻訳会社もありますが、当社は上記訳出工程で生成される英訳文は英文表現としても高品質なものと考えており、ネイティブチェックは省略しております。

対訳チェック
文章の論理性および訳漏れの有無を最重点チェック項目として、一文一文原文と訳文を突き合わせて入念にチェックします。この工程に訳出工程と同程度の時間をかけています。原文表現が論理的でない場合、適宜修正して訳出いたします(米国出願の場合)。当社は原文と訳文を上下に近接して表示するタイプの翻訳メモリを使用しているため、高い精度で訳漏れを防止することができます。

訳文チェック
各文章が論理的かおよび文章間が文脈的に整合しているかを確認するため、翻訳文のみのチェックを行います。出願形式やお客様からの用語・書式の指定にしたがっているかもチェックします。

 表記チェック
重要と思われる構成要素名、その符号および図番をWordの蛍光ペンで色分けしながら原語、訳語を突き合わせてチェックします。その他、全角文字の有無(英訳の場合)、上・下付き文字の表記も確認します。

以上の品質方針により、クオリティ翻訳は最高品質の特許翻訳を実現しています。

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当社の訳注について 
当社の訳注は、他社のものより分量が多いと思われます。これは、米国出願用の場合原文を修正した箇所についてすべて言及、PCT国内移行用の場合も原文中適切でないと思われる箇所についてすべて言及するためです。

当社としましては、お客様には訳注ファイル冒頭の請求項および誤記についての訳注のみをご覧いただき、その他の訳注につきましては、原文と訳文との照合において疑問が生じたときにのみご覧いただくことをお勧めしております。